まくまく投資ノート
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概要

最高の投機家が唯一書き残した相場の聖典!

20 世紀初頭、トレードの世界で大勝利と破産を繰り返した相場師ジェシー・リバモア。

リバモアは、厳しく徹底したルールを自らに課し、外からの情報には一切流されず、自身の分析のみで相場に挑む孤高の相場師であった。

何年もかかって独力で作り上げた投機のルールとそれを守る規律だけでなく、破産に至った要因、その分析と復活を成し遂げた軌跡は、その後の多くの投資家・トレーダーたちに大きな影響を与えた。

リバモアを取り上げた書籍は多くあるものの、リバモア自身が執筆し、その手法を解説したものは本書以外にない。リバモアを知りたければ、まずは本書を手に取るべきだろう。

没後 80 年近くになり、相場環境が大きく変化した現在でも、その投資手法や哲学はマーケットに生きる人々に多大な影響を与え続けてきた。そして、逆にヘッジファンドなどの高頻度トレーディングが幅をきかす現在のマーケットだからこそ、その間隙を縫うことのできる個人トレーダーはリバモア的手法から恩恵を受けることができる!

本書は、彼が亡くなった 1940 年に彼自身の手で書かれた唯一の相場書である。ほかのリバモア関連書式のように、著者の創作などが一切入っていないものである。

なお、本書の後半に特別収録としてマンガ「伝説の相場師リバモア」を掲載し、波乱に富んだリバモアの一生を視覚化した!

著者: ジェシーリバモア

ジェシー・ローリストン・リバモア(Jesse Lauriston Livermore、1877年7月26日 〜 1940年11月28日)はアメリカの著名な投機家、相場師である。

14 歳で株式の世界に入り、20 歳でニューヨーク証券取引所での取引をスタート。「投機王」としてウォール街に確固たる地位を築き、株価暴落の原因とまで噂された相場師。

しかし、その人生は波乱万丈そのもので、巨額の利益を得る大成功と破産を繰り返すが、そのたびに自身の相場眼で見事に復活を果たしている。

的確な売りによって「グレートベア」と称された。

感想

リバモアは、相場の動きをピタリとあてる鋭い勘をもっていました。 それでも、市場での売買(約定)が遅れることによって一文無しになったりしています。

値動きが分かっているのに他の参加者のスピードに勝てない。 これって、現代の HFT(超高速取引)の世界でも起きていることです。

リバモアは 100 年も前の投資家ですが、彼の投資手法が現代の最新の取引システムに対する有効な手法として見直されているのはとても興味深いです。

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