ChartOpen 関数 を使うと、指定した通貨ペア、時間足のチャートを開くことができます。
下記は、ドル円の週足チャートを開く例です。
ChartOpen
関数が返したチャート ID を使って、開いたチャートの設定を行うことができます。
void OnStart() {
// 週足チャートを開く
long chartId = ChartOpen("USDJPY", PERIOD_W1);
if (chartId == 0) {
// オープンに失敗した場合(シンボル名がおかしいとか、チャートを開きすぎとか)
Alert("Could not open a new chart: ", GetLastError());
return;
}
// 開いたチャートを設定する
ChartSetInteger(chartId, CHART_MODE, CHART_LINE); // ライン形式
ChartSetInteger(chartId, CHART_SHOW_VOLUMES, CHART_VOLUME_TICK); // 出来高
ChartSetInteger(chartId, CHART_SHOW_GRID, false); // グリッドを非表示
}
カレントチャートと同じ通貨ペアのチャートを新しく開きたい場合は、第 1 引数で "USDJPY"
と指定しているところを NULL
に置き換えれば OK です。
第 2 引数で指定する足のタイムフレームには、ENUM_TIMEFRAMES 型のいずれかの値を指定します。
PERIOD_CURRENT
を指定して、カレントチャートと同じタイムフレームを指定することもできます。
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