グリーンシート制度は、非上場の株式を売買するために、日本証券業協会が1997年7月から2018年3月まで設けていた制度です。 これから成長する芽という意味で、グリーンという名前が付けられていました。
金商法改正などを経て株式投資型クラウドファンディングの制度が整備され、グリーンシート制度は廃止されることになりました。
グリーンシート銘柄等とは、下記の 2 種類を指し、特に、上場廃止になった銘柄を取引できるようにしたものは、不死鳥のごとく蘇るという意味でフェニックス銘柄と呼ばれていました。
- グリーンシート銘柄
- 証券の取引会員等が、 投資勧誘を行う ものとして協会が指定したものです。 指定された証券会社がマーケットメーカーとなり、価格を提示します。
- フェニックス銘柄
- 金融商品取引所を 上場廃止 となった銘柄で、既存株主が換金できるようにしたものです。フェニックス銘柄は店頭取引有価証券の一種です。