まくまく投資ノート
更新: / 作成:

自分へ投資する(知識をつける)

金融商品は利益を生み出すものですが、すべての源泉は自分にあります。本当に投資すべき対象は「金融商品」ではなく「自分」だということを忘れてはいけません。「学ぶための投資」を怠ってはいけません。例えば、1 ヶ月の書籍代に、何千円も何万円も使うのは、最初は抵抗があるかもしれません。でも、そこから得られた知識は、かけがえのない財産となって返ってくるはずです(お金という形にもなるし、稼ぐ力という源にもなる)。投資家のウォーレン・バフェットも「知識は複利のように効いてくる」と言っています。今日学び始めれば、明日学び始めるよりも効果があるということです。

金融商品に投資することにはリスクがつきものですが、学びは常にプラスに働きます。学ぶということは、ローリスク・ハイリターンな投資なのです。例えば、株や債権の知識がなければ、資産を預金という形でしか運用できないかもしれません。多くの金融商品に関する知識を持っているからこそ、そのとき一番有利だと思われる形で資産運用ができるようになります。知識があるのとないのでは、スタートの時点で差がついているのです。

自分へ投資する(健康を維持する)

自分の体への投資も忘れないようにしましょう。 お金を稼いでリッチになるのは、幸せになるためでしょう? 体を壊してしまっては、元も子もないのです。 健康でさえあれば、ゼロから稼ぐことはいくらでもできます。

私たちの体は、食べたものから作られます。 食事にはこだわってください。多少値が張る食事でも、自分への投資だと思い、それ以上の価値を生んでいると思えばよいのです。 病気になってから治療代に何十万円も使うより、健康的な食事にお金を使ったほうがよっぽど有意義です。

リスク管理を徹底する

投資は勝つときもあれば、負けることもあります。 これは避けられない事実です。 つまり、儲けたときのことだけを考えるのではなく、損をしたときのことを考えなければいけません。 相場の大暴落は定期的にやってきます。 リスク管理のできていない投資家は、いつか必ず大損します。 月間の最大許容損失を決め、その範囲内でロスカットできるように逆指値を設定することが必要です。

利益の前に投資戦略、プランに集中する

相場の大暴落で熱くなったり、トレードがうまくいきすぎたりすると、基本的なルールを無視したトレードを行って失敗しがちです。プロの投資家は、常に冷静に、自分の決めたルールに従ってトレードします。

利益は、正しいプランに従って行動していれば後から着いてくるものと考えます。 一攫千金を狙うのではなく、長期のプランを作成し、今、この瞬間からそれに従って行動を始めることが重要です。 利確、損切りのプランが立っていないのであれば、ポジションを作ってはいけません。

トレードノートをつける

トレード上達の道は、自分のトレードの癖を知ることです。どこで買い、どこで売ったのかを印刷したチャートに描き込んでノートに貼っておきましょう。より長い時間足で見たときに、なぜ成功したのか、失敗したのかを分析することができるようになります。

株を購入したのであれば、なぜ購入したのかという根拠を必ずメモしておきましょう。例えば、「配当が順調に増えているから」という理由がメモしてあれば、長期投資を目的として購入したんだと思い出すことができ、何かの拍子で間違えて売ってしまうというミスを防ぐことができます。「相場に勢いがあったから」「急落からの反発狙い」という理由がメモしてあれば、相場に勢いがなくなったときにはすぐに手放さないといけないということが分かります。忘れていると、すぐに塩漬け株でいっぱいになってしまいます。

市場本位

取引する銘柄を選択するときは、自分が気に入っているからという理由で選ぶのではなく、市場の動向に合わせて判断します。 相場は一人の好みによって動かされることはありません。 常に市場の参加者全員の動きを意識すること。

市場規模を見極める

企業への投資を行うときは、その市場の規模を見極め、どれほどの伸びを期待できるかがポイントになります。同業者がたくさんいる場合は、その中でどれほどのシェアを獲得できるかを考えなければいけません。市場ニーズのないところに利益は見出せません。

例えば、2015 年の市場規模は、およそ下記のような構成になっています。

  • 自動車 60 兆円
  • 建設 50 兆円
  • 医療 40 兆円
  • 外食 25 兆円
  • 電力 20 兆円

買い、売りのどちらでエントリーするかを間違えない

トレードの最も基本的な戦略は、トレンドに乗るということです(トレンドフォロー)。上昇トレンドであれば買いから入り、下降トレンドであれば売りから入ることで利益を出しやすくなります。トレンドを見るときは、自分がどのようなスタイルでトレードをしているかによってチャートの期間を決めます。例えばデイトレードであれば 4 時間足などでトレンドを把握します。そして、買いから入るか、売りから入るかを見極め、より短い 5 分足などでエントリポイントを確定します。

市場が活発になる時間帯を狙う

  • 9:00〜11:00: 日本、中国
  • 14:00〜18:00: イギリス、スイス、サウジアラビア
  • 23:00〜24:00: アメリカ

この時間帯は、各国の貿易企業が輸出入の外貨を確保するので、市場が動きやすくなります。 短期のトレードを行うつもりなのであれば、ある程度値動きのある、ボラティリティの高い時間帯を狙わなければ時間の無駄です。

最新のおすすめ投資関連書籍

まくまく投資ノート
サイトマップまくへのメッセージ