MQL では、C/C++ と同様に #define ディレクティブを使って独自のマクロを定義することができます。
現在のファイル名を示す __FILE__
や、行番号を示す __LINE__
なども同様に使用することができます。
次の例では、現在のファイル名と行番号、指定したメッセージを表示するマクロを定義しています。
関数名を取得するための __FUNCTION__
なども便利です。
Print(__FUNCTION__); // => "OnTick()"
Print(__FUNCSIG__); // => "void OnTick()"
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