財務諸表は企業の活動実績を数量的に見えるようにしたもので、日本の企業は企業会計基準委員会によって制定された会計基準を元に各種の財務諸表を作成しています。 最近は、会計基準を国際的に統一しようという流れがあり、国際会計基準審議会 (IASB: The International Accouting Standards Board) により策定された、国際財務報告書基準 (IFRS: International Financial Reporting Standards) を採用する企業も増えています。
基本的な財務諸表には、「貸借対照表」、「損益計算書」、「キャッシュフロー計算書」の 3 つがあります。
- 貸借対照表 (B/S: Balance Sheet): ある一定時点(瞬間)の財政状態
- 損益計算書 (P/L: Profit and Loss statement): ある一定期間の経営成績
- キャッシュフロー計算書 (Cash Flow statement): ある一定期間の現金の変動
財務諸表は、会社法では計算書類と呼んでいます。